あの日見たタワマンの高さを僕達はまだ知らない(AI小説)
第3話 タワーマンションまで駆け上がれ
(最終更新日:2023.03.19)

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1. 「守の情報商材」
話は2015年10月(守25歳)に戻る。月十数万円稼げるようになり、多少心に余裕が出たところで守は思いついた。 「3ヶ月で月100万円稼げる方法を教えます」 最初はこんな方法で上手くいくものかと思ったが、効果やそれらしい実績を付けると瞬く間に売れた。 商材の中身としては、一応それらしい教材を付けて、最後に「自分と同じことをすれば月100万円稼げます」と締めくくった。

2. 「月商300万円」
10万円の中身のない商材を月15人に売る。50万円は宣伝広告に使うという方法だ。 足が付かないよう、ある程度売れたところで、アカウントを変えて、別のユーザーに売る。 そういった悪知恵(リスク管理)には、持ち前の頭の良さを発揮した。 加えて、購入者に対する声掛けは、まさに天才的だった。高圧的な雰囲気の中で、 「凄いですね」「良いじゃないですか」「頭が良いって勉強じゃなくて機転なんですね」 と褒めることで、ユーザーの承認欲求は大きく満たされた。 サポート期間中誰1人文句を言わず、むしろ感謝すらされていた。 やり方もフォーマット化され、情報商材を販売してから2年が経つころには月300万円まで稼げるようになっていた。

3.「そしてタワマンへ」
今後も順調に売上が見込めることから、守はついにタワーマンションに引越を決めた。 場所は白金高輪駅から徒歩2分、地上42階建ての40階部分の1LDKだ。 広すぎる家というのは落ち着かず、50m2のこの部屋に決めた。 広さを抑えたため、家賃は月35万円程度で済んだ。月200万円の収入があるとはいえ、不安定な収入と見なされたため、ギリギリ審査が通ったのも運が良かった。 「ついにここまで来た!」 家賃45000円のボロアパートから2年半、ついに守はレインボーブリッジと三田のタワーマンションを見下ろす側になった。 11月の誕生日を終えた守28歳の時だった。
